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拡大するネーミングライツ
ネーミングライツ(命名権)が浸透し、多くの施設や建築物でユニークな名称が見受けられるようになりました。最近では列車名や道路名、歩道橋名などその対象が広がってきています。
今回はさまざまな実例を見ていきたいと思います。( )内は本来の名称です。
■企業名を使用したもの
・味の素スタジアム(東京スタジアム)
・京セラドーム(大阪ドーム)
・日産スタジアム(横浜国際総合球技場)
・ダイドードリンコアイスアリーナ(東伏見アリーナ)
・福岡Yahoo!JAPANドーム(福岡ドーム)
・トーヨータイヤターンバイク(箱根ターンバイク)※日本初の道路の命名権
・デンタルサポート大多喜駅(大多喜駅)※いずみ鉄道
■企業の愛称を使用したもの
・あわぎんホール(徳島県郷土文化会館)
・とりぎん文化会館(鳥取県民文化会館)
■商品名を使用したもの
・クリネックススタジアム(県営宮城球場)
・キンチョウスタジアム(長居球技場)
■大学名、その他を使用したもの
・中京大学文化市民会館(名古屋市民会館)
・崇城大学市民ホール(そうじょうだいがく:熊本市民会館)
・北海きたえーる(北海道立総合体育センター)※学校法人北海学園が命名権を取得
※最近では大阪府の泉佐野市が、市の命名権の売却構想を打ち出して話題になりました。この構想には「他の国の市名になったらどうするのか」などと反対意見も多いようです。実際には2012年11月から応募を受け付けており、2013年1月以降に企業を決定する予定だそうです。
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