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「懐かしい」ネーミング
最近、「懐かしいな」と思うネーミングを見かけます。
ターゲットは若い人に設定されている物が多いですが、懐かしいネーミングが使われるには理由があります。商品によってはその特長を表すのに、過去の商品ネーミングを越える表現がなかなか見つからないのが現状です。
また、いったん定着した名前を使うことで、ユーザーがどんな商品なのかを瞬時に理解できるメリットがあります。
●ステテコ&リラコ/ユニクロ
昔はステテコというと、夏場に男性がズボン下にはくものと決まっていました。ユニクロの
ステテコは近所歩きのアウターとしても使える、カラフルで、楽しい柄の物が多いようです。TVCMでも、そのようなアウター的なシチュエーションでのアピールがなされています。
女性用のリラコは、リラックス+ステテコを想起できるようなかわいい表現となっています。
●ふんどしNEXT/ワコール
今では夏祭りの映像くらいしか目にする機会が無いふんどしを使用したネーミングです。
こちらは文字通り男性用の下着です。
腰回りの部分などは布地を徹底的になくした設計になっています。見た目にはふんどしですが、カラーや縦縞などが採用されていて、白いイメージではありません。
ふんどしを越えるネーミングが開発できなかったのか、インパクトを狙ったのか定かではありません。
●生ラムネ/森永製菓
昔ながらの炭酸飲料や駄菓子屋の定番であった「ラムネ」をアレンジしたネーミングです。2010年に森永製菓から発売された「生ラムネ」。同社のホームページの表現では、しっとりシャリシャリで、しゅんわり<生ラムネ>と食感が書かれています。
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