最新ネーミング事情Vol.81
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知っていてちょっとお得な焼き鳥メニューの語源


年末年始と言えば忘年会・新年会シーズンです。焼き鳥屋へ行った方も多いのではないでしょうか?今回は普段何気なく見ている、焼き鳥のメニューや部位の語源を取り上げてみました。

ねぎま
  焼き鳥の中で最も王道なメニューですが、ねぎまの「ま」の由来は諸説あります。葱鮪鍋(ねぎまなべ)という、ネギとマグロを煮込んだ料理が焼き鳥のねぎまの起源と言われ、「“ねぎ”+“ま”ぐろ」が語源であるという説が有力です(ねぎの「間」に肉を串刺しにしたからという説も存在します)。
つくね
  こねて丸めるという意味の「捏ねる(つくねる)」が語源。ちなみに、つみれは「摘み入れる」が語源で、両者の違いは微妙な作り方の違いにあるようです。
ささみ
  胸にある肉。形が笹の葉に似ていることから「笹身=ささみ」となったそうです。
せせり
  首周りの肉。骨から肉を「“せせり(ほじり)”とる」様子から名付けられたそうです。
ぼんじり
  おしりの肉。ぼんじりの「ぼん」は「“ぼんぼり”のような」が語源という説が有力です。
はつ
  心臓。英語の「HEARTS(心臓)」がなまったものが語源とされています。
やげんなんこつ
  軟骨でも細長いものが刺さっているほうの軟骨です。胸の軟骨で、形が薬研(やげん:漢方医などが生薬を粉末にするのに用いる器具)に似ていることから名付けられたそうです。ちなみに、丸いものが刺さっているほうは膝の軟骨で、「げんこつ」とも呼ばれています。

それぞれの語源を知ると、メニュー選びがもっと楽しくなりそうですね。

2016年1月更新
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