最新ネーミング事情Vol.96
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ロボットのネーミング

技術革新が進み、AI(人工知能)やVR(仮想現実)などに代表される先端技術が次々に開発される現代。先端技術と言うと人間らしさから離れそうですが、そんな技術を活かした人間に近い存在があります。それがロボットです。ひとくちにロボットと言っても、人に近い2足歩行タイプ、据え置き型のデスクトップタイプ、自走可能なホイールタイプなどいろいろな種類があります。 今回はそんなロボットのネーミングをご紹介します。

AIBO/アイボ(SONY)
1999年に発売されたペットロボットです。
名前の由来はArtificial Intelligence roBOtの略で、AI(人工知能)、EYE(目、視覚)、また日本語の「相棒」の意味もあるようです。2005年に終売となりましたが、ペットロボットというジャンルを確立した意義は大きいと思われます。

ASIMO/アシモ(本田技研工業)
2000年発売。ASIMOとはAdvanced Step in Innovative MObility(新しい時代へと進化した革新的モビリティ)の意味があるようです。世界初の本格的な2足歩行ロボットとして注目を集めました。

ROOMBA/ルンバ(アイロボット)
2002年発売。今でこそお掃除ロボットは珍しくなくなりましたが、発売当時はかなりのインパクトがありました。由来は部屋を意味するROOMと音楽のRUMBAから。ルンバのような陽気なリズムを聞くかのように軽快にお掃除をしてくれるイメージでしょうか。

PALRO/パルロ(富士ソフト)
2010年発売のヒューマノイドロボットです。名前の由来は「PAL」(友達)+「RO」(ロボット)から。コミュニケーション機能と自律移動機能を搭載し、高齢者福祉施設などでも活躍中とか。

Pepper/ペッパー (ソフトバンクモバイル)
2015年発売。世界初の感情認識パーソナルロボット。 名前の由来は、当初は日本語の「TARO」も検討されましたが、世界中の人々に提供したいという思いから発音しやすく、少し変わった名前が良いということでPepper(胡椒)と名づけられたそうです。

RoBoHoN/ロボホン(シャープ)
2016年発売の世界で唯一のロボット型の電話。音声による会話や二足歩行、ダンス、写真撮影など多様な機能を搭載。名前はおそらくロボットとPHONE(電話)からだと思われます。
2017年4月更新
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