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今ならではの、観光キャンペーン名称
10月より「Go To トラベル」事業に東京も追加され、観光業支援の流れが本格化しています。これに合わせて各自治体も独自の施策を講じているようです。
今回は、コロナ禍ならではの観光キャンペーン名について取り上げてみました。
●「Go To 〇〇」パターン
辞書的には「~へ行く」という以上の意味はありませんが、「Go To トラベル」期間中の今だからこそ、「お得」に「旅行」できるイメージが最も伝わりやすい表現であると考えられます。
Go To キャンペーン in MITO(茨城県水戸市)
Go To しずおか商品券(静岡県静岡市)
Go To 伊丹キャンペーン(兵庫県伊丹市)
●「お得訴求」パターン
利用するメリットがストレートに伝わります。「得」と「~しておく」を掛けた表現で、キャッチーさが出しやすいのもポイントです。
行っ得ちちぶキャンペーン(埼玉県秩父市)
カッとく!応援チケット(岐阜県恵那市)
ながと泊まっ得キャンペーン(山口県長門市)
●「応援」パターン
感染拡大防止の観点上、「旅行」という行為に罪悪感を抱く人も少なくないと思われますが、「応援」や「エール」という要素を加えることで、よりポジティブに旅行への動機づけができる表現です。
盛岡市プレミアム付き応援チケット「モリオ☆エール」(岩手県盛岡市)
泊まって応援!へきなんプレミアム宿泊キャンペーン(愛知県碧南市)
ぶんごたかだ泊まってエール(大分県豊後高田市)
●「静的」訴求パターン
コロナ禍ならではの表現であると考えられます。「アクティブ」のように「動的」なイメージよりも、「ステイ」、「ゆったり」など「静的」なくつろぎを訴求している事例が多いようです。
Stay.ゆざわ【ステイドッとゆざわ】(秋田県湯沢市)
Udaステイキャンペーン(奈良県宇陀市)
野沢温泉、湯ったり宿泊キャンペーン(長野県野沢温泉村)
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