新型コロナウイルスの流行を受け、世間は外出を控える流れになっています。
外食もなかなか難しい状況ですが、お家にいながら専門店の味が楽しめることで注目されているのが「フードデリバリー」サービスです。
今回はフードデリバリーサービスのネーミングについてまとめてみました。
●既存企業名(ブランド名)+αタイプ
Uber Eats
dデリバリー
楽天デリバリー
LINEデリマ
興味深いのが、ほとんどの企業が「DELIVERY(配達)」というワードを使っている点です。「配達」を分かりやすく伝える英単語が限られていることが理由と考えられます。
例外はUber Eatsですが、Uberは元々「配車」事業であるため、「配達」要素は「Uber」で補えるものとし、「食事」要素として「EATS(食べ物)」を加えたものと推察されます。
●英語タイプ
DELIS(デリズ)
menu(メニュー)
Chompy(チョンピー)
やはりフードデリバリーを想起しやすい英単語は「DELIVERY」なのですが、各社試行錯誤して差別化を図っている様子がうかがえます。
「Chompy」は新興のサービスで、「CHOMP(むしゃむしゃ食べる)」から来ているそうです。
●日本語タイプ
出前館
ごちクル
スマ注
英語が「DELIVERY」ほぼ一択なのに対し、日本ベースの場合、各社様々なワードで表現しています(出前、来る、注文、など)。特に「出前」はこれだけで「配達」「食事」両方の要素を表現できる秀逸な単語です。