化粧品は毎年、新製品がどんどん出てきます。TVCMの展開で、聞いた事はあるけれど、意味は知らない、という人が多いのではないでしょうか。
今回は主力メーカーの商品名についてその意味を調べてみました。
・資生堂 MAQuillAGE/マキアージュ
Maquillage はフランス語の単語で「化粧」そのものの意味です。結構ストレートな表現ですが、語頭と語尾の3文字を大文字にしているのが気になります。特別な意味があるのでしょうか。
・花王 Primavista/プリマヴィスタ
意味はイタリア語で「一目で」という意味だそうです。プリマと聞けば、たいていの人は、プリマドンナの女性バレリーナをイメージしそうです。女性用化粧品にピッタリのネーミングと言えます。
・カネボウ化粧品 coffre d’or/コフレドール
COFFRET(コフレ:フランス語:小箱)とD’(フランス語:~の)とOR(オー:フランス語:金)で、金の小箱の意味を持ちます。一度聞いただけではなかなか覚えられないネーミングは、浸透してしまうと、忘れられないネーミングになるのかも知れません。
・コーセー化粧品 雪肌精/せっきせい
和漢植物エキス配合とのことで漢字によるネーミングを採用しています。 TVCMのなかでは、商品名の「せっきせい」がナレーションで流れますが、商品には読みがないため「ゆきはだせい」と読んでしまう人がいるかも知れません。
・ナリス化粧品 LUQUE/ルクエ
3音で短く覚えやすいネーミングです。L始まりや、F始まりは女性らしい音感を構成することができます。意味は、LUCENT(輝く)とQUEST(探求)から組みあわされました。 植物の「巡る力」に着目したスキンケアシリーズだそうです。
・味の素 Jino/ジーノ
アミノ酸の研究では世界トップレベルにある味の素から発売された化粧品名です。 「Jino(ジーノ)」というブランド名は、味の素(AJINOMOTO)の一部から取られたようです。 またHPによると、アミノ酸は、海で生まれた生命の起源と言う事から、ギリシャ神話に登場する海の守り神「INO(イノー)」にあやかっているそうです。