日本ではでコロナ感染者数が減少傾向にありますが、まだまだ気の抜けない日々が続いています。
そんな中、メディアでも多く取り上げられ認知されてきたクラウドファンディング。コロナ以前から話題となっていたものの、コロナ禍でクラウドファンディングのプロジェクト発足は増加し、過去最多を記録しました。
コロナの影響で外出の機会が減り、経済が縮小する中で「不況に陥っている企業、業種を応援しよう」という動きが、普及を後押ししたようです。
クラウドファンディングとはCROWD(たくさんの・大勢の)+FUNDING(資金調達)からきていて、不特定多数が財源の提供を行う事を指しています。日本ではネットを通じて気軽に投資できることからCLOUD(雲)と誤認されている事も多いようです。
クラウドファンディングには、購入型、融資型、株式型、寄付型など多くの種類があります。
下記、国内で人気の購入型クラウドファンディングを一部ご紹介いたします。
- READYFOR
2011年3月に日本初のクラウドファンディングとしてサービスをスタートしました。
公式サイトに由来は見受けられませんでしたが、ready for~は英語で「いつでも~する準備は整っている」「今すぐ~したい、待ちきれない」などの意味があることから、商品開発やアイディアを具現化したくてうずうずしている様子が思い浮かびます。
購入型だけでなく、寄付型、企業向け、大学向け、ふるさと納税など、数多くの種類を運営されています。社会貢献型のプロジェクトが多く、クラウドファンディングの中でも手数料が安く設定されています。
- CAMPFIRE
広告が多く展開されており、プロジェクト成立件数は国内1位です。「キャンプファイヤーのように『小さなチャレンジの火をみんなで囲んで、大きくしていく』という思いを込めています。」(CAMPFIREウェブサイトより)
例え型のネーミングですが、もともと知っている言葉なので馴染みやすく覚えやすいのが特徴です。
認知度が高く成立件数も多いので、個人のプロジェクトとしての利用も多いようです。
- Makuake
「全てのアタラシイ挑戦が『幕を開ける』場所になりたいという思いから『マクアケ』という名前をつけました。」(Makuakeウェブサイトより)
日本語から来ているので日本人はすぐに「何かをスタートさせる事」がイメージしやすく、覚えやすいネーミングになっています。
テストマーケティングとして強みがあり、大手企業もプロジェクトを立ち上げています。