スイーツ業界では今、空前のタピオカブームが起こっています。人気のタピオカ専門店では待ち時間が6時間という驚異的な行列ぶりが話題となりました。 今回は、これまでブームになったスイーツのネーミングの由来をご紹介します。
●タピオカ
キャッサバの根茎を加工して作られるパール状のデンプン。
[語源]
キャッサバの原産国であるブラジル先住民の言語で「デンプン製造法」を指す言葉から。
●ティラミス
コーヒーやリキュールを染み込ませたスポンジケーキと、マスカルポーネチーズで作ったケーキ。
[語源]
イタリア語のTIRARE(引っ張る)+MI(私を)+SU(上に)で、「私を引っ張り上げて=元気づけて」という意味になります。
●ナタ・デ・ココ
ココナッツの汁を発酵させた食品。
[語源]
スペイン語のNATA(液体表面に出来た膜)+DE(~の)+COCO(ココナッツ)。ココナッツミルクの表面に出来た膜を加工したものがナタ・デ・ココになります。
●パンナ・コッタ
温めたクリームにゼラチンを入れ、冷やして固めたもの。
[語源]
イタリア語のPANNA(生クリーム)+COTTA(さっと煮ること)。
●生キャラメル
柔らかく仕上げたキャラメル。
[語源]
「生クリーム」の「生」から。新鮮さや、火を通していないから「生」というわけではありません。