北朝鮮のミサイル発射が、アジアの平和と安定を脅かすとして話題になっていますが、「火星」というネーミングがつけられています。世界の兵器には、ミサイル以外にもさまざまなネーミングが採用されています。
各国の兵器の名付けにも、よりどころとなるルールがあるようで、興味深いところです。
●アメリカ
・FALCON(ミサイル:鷹)
・SPARROW(ミサイル:雀)
・RAPTOR(戦闘機:猛禽)
・EAGLE(戦闘機:鷲)
・ABRAMS(戦車:大将名)
・NIMITZ(空母:提督名)
・CARL VINSON(空母:連邦議会議員名)
●北朝鮮
※西側諸国が付けたコードネームであり、北朝鮮からの公式名称ではない
・NODONG(ミサイル:地名)
・TEPODONG(ミサイル:地名)
・MUSDAN(ミサイル:地名)
●イギリス
・QUEEN ELISABETH(空母:女王名)
・CHALLENGER(戦車:挑戦者)
・HARRIER(戦闘機:猛禽類チュウヒ)
●フランス
・EXOCET/エグゾセ(ミサイル:トビウオ)
・MIRAGE/ミラージュ(戦闘機:蜃気楼)
・LECLERC/ルクレール(空母:将軍名)
・CHARLES DE GAULLE/シャルル・ド・ゴール(空母:大統領名)
●ドイツ
・LEOPARD/レオパルト(戦車:豹)
・FENNEC(装甲車:フェネック)
●中国
・遼寧/りょうねい(空母:地名)
・瀋陽/しんよう(戦闘機:地名)
●日本
・いずも、ひゅうが、かが、いせ(空母:古地名)
・そうりゅう、うんりゅう、はくりゅう(潜水艦:龍の名前)