商品ネーミングに、時代による流行や傾向があるように、子供の名前にも流行があるのをご存じでしょうか。
ここ十数年はいわゆるキラキラネームといわれる難読漢字を使用した洋風の名前が話題を集めています。またその反動からか、しわしわネームと呼ばれる、ちょっと古風な昔ながらのオーソドックスな名前や、漢字一文字ネームを言い換えたギリギリネーム?なども増えているようです。
今回はそんな子供のネーミングの流行や傾向からいくつかご紹介します。
キラキラネーム
例えばパッと見では読めないような当て字や、外国人によくある名前を無理矢理漢字に当てはめた、一般的に奇抜な名前とされるものです。中には漫画やアニメ、ゲームなどのキャラクターの名前から引用して漢字に当て字した名前もあるようです。
例:緑輝(さふぁいあ)、姫星(きてぃ)、希空(のあ)、宝冠(てぃあら)
しわしわネーム
おそらくキラキラネームからの反動もあると思われますが、昭和を彷彿とさせる懐かしい名前をさすようです。具体的には「○男」「○郎」「○子」「○美」など。古風さを感じますが、やはりオーソドックスさがあってほっと安心できるメリットがあるようです。
ギリギリネーム
キラキラネーム、しわしわネームときて、ネットではギリギリネームという言葉を提唱されている方もいるようです。具体的には漢字一文字の名前を指すようで、「極限まで研磨した名前」という意味でギリギリネームと呼ぶのだとか。最近人気の俳優でも斎藤工(たくみ)や向井理(おさむ)など何となく一文字はスマート印象もあるようです。