2月に入るとバレンタインデーに向け店頭にもチョコレートが多く見受けられ、今しか買えない限定品なども販売されることから、お世話になっている人や友人、自分用などで購入された方も多いのではないでしょうか。
今日は数多くあるチョコレートブランドから、面白い音感や由来のものをピックアップしご紹介します。
GODIVA(ゴディバ)
1926年創業のベルギーの老舗チョコレートメーカーです。チョコレートのブランドといえば一番に思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
もともとは「ショコラトリードラップス」という名前で運営を開始したのち、1945年に「GODIVA」1号店をオープンしました。
由来はイギリスに伝わる「レディ・ゴディバ伝説」からきているようです。
ゴディバ伝説とは「イギリス内のとある地域で領主であったレオフリック伯爵に対し、領民への重税の引き下げを何度も願い出ていたのがゴディバ夫人。
そこに『裸になり馬に跨り、街中を廻ることができたら考え直そう』という無理難題を突きつけられた翌朝遂行し、税を引き下げさせた。」というもので、そんな夫人に感銘をうけ、また人を思いやる愛の精神がチョコレートに対する理念が一致したことから【GODIVA】というブランドが誕生したようです。
CACAO SAMPAKA(カカオサンパカ)
スペイン王室御用達のチョコレート専門店です。1999年にバルセロナで誕生しました。
日本には2009年丸の内に初上陸し、現在では国内に4店舗展開されています。
世界最高のカカオを栽培していた古いカカオ農園「サンパカ」が由来であり、カカオとチョコレートの文化と歴史を現代に伝えるというコンセプトを表しているようです。
アルファベット表記でも読みやすく、面白い音感が耳に残るブランド名です。
ROYCE’(ロイズ)
「北海道の地でヨーロッパに負けないチョコレートをつくりたい」という想いのもと、1983年に創業されました。
生チョコレートやポテトチップチョコレートが有名ですが、一部ではパンやソフトクリーム、姉妹ブランドとして沖縄県内で「ロイズ石垣島」、「ロイズ京都」を展開しています。
そんなロイズの由来ですが、創業者・山崎泰博氏の「ヤスヒロ」を逆さに並べ「ロヒスヤ」としたのち、音の響きや画数を考慮し「ロイズヤ」、さらに「ロイズ屋」と解釈したことから生まれたブランド名称とのことです。
また、会社名の「ロイズコンフェクト」は英語の「コンフェクト(お菓子屋さん)」からきています。
工夫を凝らして生まれた名称ですが、落ち着いた雰囲気があり高級感も感じます。