News Letter

VOL.136 ヒット商品からみる日本語ネーミング

2014年度のヒット商品にもいくつか見受けられましたが、 最近の傾向として日本語を使用したネーミングの人気が高まっています。

●あべのハルカス
古語の晴るかす(人の心を晴れ晴れとさせる)から。

●カクノ/kakuno(パイロットコーポレーション)
「きっと書くのが楽しくなる。」がキャッチコピーの万年筆。

●TSUMTSUM/ツムツム(ディズニーストア)
ぬいぐるみ「ツム」、またはツムが登場するゲーム。積み上げる楽しさから。

●よなよなエール(よなよなの里 エールビール醸造所)
「エールを毎晩楽しむビール文化を夢見て」の毎晩=夜な夜な、が由来。
よなよなエールを筆頭に、「水曜日のネコ」「AOONI/インドの青鬼」「僕ビール、君ビール」など、 他社にはない風変わりなネーミングとデザインで人気のエールビール。

●コロロ UHA味覚糖 
本物のぶどうのようなリアルさを追求した、コロコロとして可愛い食感グミ。
また、そのままではブランド名らしくない日本語表現も、アクセントを変えたり他言語との組み合わせで異なる印象を与えることができ、企業名として採用されることも増えています。

●クラシエホールディングス株式会社
「四季の変化やお客様の日々の生活の中で、商品を通じてお客様の心を晴れにする。そんな健やかで、快適な楽しい“暮らしへ”」という私たち全社員の願いを込めて命名いたしました。 (同社HPより抜粋)

●アステラス製薬株式会社
「星」を意味する、ラテン語の「stella」、ギリシャ語の「aster」、英語の「stellar」によって「大志の星 aspired stars」「先進の星 advanced stars」を表現したものです。 また、日本語の「明日を照らす」にもつながります。 (同社HPより抜粋)

日本語を使うメリットとして挙げられるのは、意味の想起性が高く、コンセプトやメッセージが伝わりやすいこと、親しみやすさを感じることです。 NNRでは、商標権取得の可能性が高い日本語ネーミングのご提案が可能です。 短納期での対応も可能ですので、お気軽にご相談ください。