News Letter

VOL.167 ロゴの種類やイメージ

企業や商品のブランドイメージを象徴するものとして、言わば、その“顔”となるロゴ。
ロゴは、ネーミングに込めた想いやサービス内容をビジュアルとして伝えることができる大切なツールです。
今回は、そんなロゴの種類や、目的によって使い分けるポイントをご紹介いたします。

◆ ロゴの種類

ロゴにもいろいろな種類や呼び方が存在します。


  • ロゴタイプ … “読む”ことを重視した文字(フォント)をロゴにしたパターン

  • シンボルマーク … “見る”ことを重視し、マークやイラスト化されたパターン

  • 一体化スタイル … ロゴタイプとシンボルマークの2要素で構成されたパターン。または合体したもの。
    ちなみに海外では、図形内にロゴタイプが入っているものをenclosure logo(エンクロージャーロゴ:囲みロゴ)と呼んでいます。

 ※ロゴタイプの一部にデザインを施し、マークと一体化させたような 「アクセントロゴ」もあります→世界観を重視


それぞれ単独で展開される場合もありますが、【ロゴタイプ+シンボルマーク】で成立させ、ブランド
コンセプトやターゲット、また展開する場所によって使い分けているということが実際には多いようです。


◆ フォント(ロゴタイプ)イメージ


  • 明朝体(セリフ体★1)…伝統的、品格・上品さ、繊細さ、信頼感、優雅

  • ゴシック体(サンセリフ体★2)…現代的、堅実さ、誠実さ、安定感、シンプル

  • デザインフォント…オリジナリティ、親しみやすさ、モダン、自由度

フォントの種類だけでなく、太さや大文字・小文字によってもイメージは変わります。また時代によっても変化していくものなので、その時の流行や社会の動きにアンテナを張ることも大切です。

★1・2 セリフ体とは、欧文書体において、線の先端に装飾が付いているフォントを指し、サンセリフとはそのセリフが無い書体を指します。

◆ ロゴのカラーイメージ

デザインに意味を持たせることは勿論重要ですが、カラーにもそれぞれの意図や役割があります。カラーリングによる影響力も、ブランドにとっては重要になるので、デザインと合わせることで更に意味を持たせることができるでしょう。

 ○白 … 清潔、純粋、雪、無垢、可能性、正義、可能性
 ●黒 … 格式、伝統、一途、主張、強さ、プロフェッショナル、一流
  … 情熱、愛、力、暖かい、血、生、火、革命、衝撃、太陽
  … 誠実、公平、知性、水、爽やか、開放感、空、地球
  … 幸福、陽気、明快、元気、金、注意、エネルギー
  … 植物、自然、エコ、環境、安全、安心、平和、新鮮、大地
  … 高貴、優雅、品位、神秘、ミステリアス、神、宝、性、
  … 土、豊穣、大地、安定、堅実、信頼、温もり、歴史
  … 冷静、雲、おだやか、控えめ、空想、クール、沈静、喪

NNRでは、ネーミング開発時にコンセプトをお聞きすることによって、ニーズに応じたロゴ開発までワンステップでトータルにサポートさせていただくことが可能です。 ※ロゴ開発のみも承ります。