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2020年
コロナ禍のネーミング戦略
コロナ禍を機に、社会のあり方が大きく変容しています。
また、多くの企業様がニューノーマルに対応した様々な施策をうち始めているようです。
今回は、コロナ禍におけるネーミング開発の現状をまとめました。

■重要なのは「一瞬」
緊急事態宣言以降のネーミング開発経験で見えてきたのは、
「一瞬で受け入れられるか」が重要になっているということです。
主な理由は下記の2つです。

●感染予防のため、実店舗滞在時間が減っている。
●EC市場は実店舗と比べ商品数が膨大である。


双方に共通して言えるのは、「消費者が売り場(Webであれば商品ページ)で考えることのできる時間は極めて短い」という点です。パッケージや商品ページにおいて、真っ先に目に入るのはやはりネーミングです。そこから僅かなチャンスをものにしていくことが重要と言えます。

■「一瞬で受け入れやすい」ネーミングとは
●見てすぐに商品内容がわかるもの
コンビニやスーパーなどに置かれる商材は、これまでも2秒程度で商品内容のわかるものが良いとされてきました。コロナ禍では更に縮まり「1秒」とさえ言われています。 この場合、「語源を考える必要がない」くらいシンプルな表現が理想です。
例:ゴキブリムエンダー(ゴキブリ駆除剤)、おててポン(手洗い練習スタンプ)

●既存ブランドの力を利用したもの
馴染みのあるブランドは、ある程度商品イメージが定着しているため、「消費者が考える時間」の短縮に繋がります。ブランドだけで識別力があるので、後に続く表現は一般名称的な表現になることがほとんどです。
例:ファンタ プレミアグレープ(炭酸飲料)、エアリズムマスク(布マスク)

●誰でも知っている言葉
商品特徴に直結しない表現でも、馴染みのある単語であれば消費者にも受け入れられる可能性があります。Webアプリケーションはこの戦略を取る傾向が多く見られます。
例:Zoom(Web会議アプリ)
※商品ではないですが感染予防アプリの「COCOA」もこのタイプのネーミングであると言えます。

■「一瞬で受け入れやすい」ネーミング開発のポイント
「見てすぐに分かる」、「誰もが知っている」言葉は、「既に他の誰かが考案している」可能性が高いため、以下が課題となります。

●他社との差別化(商品が埋もれてしまわないか)
●商標の登録性(先行商標とのバッティング・識別力の有無)


この解決のヒントになりそうなのが、 「誰でも知っているが、その業界ではあまり使われていない」言葉です。

例:クラフトボス(PETボトルコーヒー)、スタディサプリ(オンライン学習サービス)

上記はコロナ禍前のヒット商品ですが、「クラフト(元はクラフト”ビール”から広まった表現)」、「サプリ(健康食品)」のように、他業界で使われている言葉を応用した好例と言えます。

NNRは、様々な業界での開発経験を活かした幅広い視点で、ネーミングをご提案してまいります。 ネーミング開発でアイディアにお困りの際は、是非当社へお声がけください。

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