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Vol.115 さつまいもの種類

少し肌寒くなりはじめたこの秋の季節。秋と言えばお芋をイメージする方も多いのではないでしょうか。
最近では、専門店なども見かけるようになり、ほくほく系・ねっとり系など品種も続々と増えたお芋についてピックアップしていきます。

・金時いも
さつまいもの王道となる品種で、なると金時、五郎島金時などが有名です。
金時の由来は、ことわざ「金時の火事見舞い=顔の赤い金時が火事見舞いに行くと、ますます赤くなる」事から、真っ赤な見た目の金時いもに付けられたそうです。
金時と言えば、お芋以外にも金時豆や金時人参なども同様の由来です。

・紅はるか
「はるかに甘い」をコンセプトに作られた品種で、関東を中心に出回っている紅あずまの孫にあたります。ホクホクを残しつつしっとりとした食感と、強い甘みがありながら後味がスッキリしている事から人気のある品種です。
紅はるかは地域ごとにブランド化されており、大分の”甘太くん”、茨城の“紅天使”、宮崎県の”葵はるか”などがあります。いずれも貯蔵して甘みをしっかりと引き出してから出荷されています。

・安納いも
密芋ブームの火付け役となった、糖度が40度を超えるほど甘い品種です。さつまいもの常識を越えたと言われる安納芋ですが、実はサツマイモの系統図を見てみるとその他の品種とは異なることが分かりました。その他の品種はアメリカからきたものと掛け合わせられて生まれていますが、安納芋に限ってはスマトラ島からきており、他種と掛け合わせた品種ではありません。”安納紅”、”安納こがね”が品種登録されています。

・シルクスイート
2012年に品種登録された、新種です。ねっとりとした食感といわれていますが、とにかくなめらかで絹のような繊細さが特徴です。
お芋の品種としては珍しく英語で名付けられていますが、蒸しただけで洋菓子のような甘みが感じられるので、納得とも言われています。