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最新ネーミング事情Vol.9 ネーミング開発、初級テクニック

A/母音(ア~オ)で終わってみましょう。語尾アレンジ方式
ネーミングの終わりの言葉をア・イ・ウ・エ・オで終わってみましょう。
それぞれどんな感じを受けるか、ここでは仮に、「カラー」をアレンジしてみましょう。

* カラリア ・・・・・・ごくノーマルな感じです。文字通り、明るい音感です
* カラリイ ・・・・・・少し不自然な終わり方に感じます
* カラリウ ・・・・・・これも少し不自然な終わり方のように思います
* カラリエ ・・・・・・これはきれい。また女性的な音感を感じることができます
* カラリオ ・・・・・・ある商品で有名ですが、少し男性的な音を感じますね

B/イタリア五段活用(長音符+ナ~ノ終わり)
イタリア系の商品、パスターやスープなどの場合は、ナ・ニ・ヌ・ネ・ノで終わってみましょう。
その前に長音符をつけると、あっという間にイタリアンテイストが漂ってきます。
商品の特長などを表すキーワードにプラスして、イタリア五段活用にチャレンジしてみてください。
このケースでは「カロリー」というワードをアレンジしてみました。

* カロリーナ ・・・・・・・ナ~ネ終わりは、女性的な音感になるようです
* カロリーニ
* カロリーヌ ・・・・・・・女性の名前のようなイメージを受けます
* カロリーネ ・・・・・・・食品などにも違和感なく使えそうです
* カロリーノ ・・・・・・・少し中性~男性的な音感になります

C/強い音感がほしいとき
ネーミングの最初の文字を濁音で始めると、強い音感を得ることができます。
アルファベットの、B.D.G.V などを語頭音に使うと、強いイメージを持たせられます。

* BOON(ブーン)、BOND(ボンド)
* DRESSA(ドレッサ)、DON(ドン)
* GOA(ゴア)、GAVA(ギャバ)
* VOX(ボックス)、VAV(バブ)