Column

最新ネーミング事情Vol.84 多様化するSNS

mixi
2004年にサービス開始をしたmixiは、日本国内でSNSのはしりといわれています。ネーミングの由来は「mix」(混ぜる、交流する)と「i」(人)の造語。
当初は完全招待制で、健全で安心感のある居心地の良いコミュニティをコンセプトに、友達(マイミク)機能や日記・コミュニティなど様々なコンテンツを提供し、他のSNSを寄せ付けない圧倒的な人気となりました。

Facebook
2004年にアメリカの学生向けに開発されました。一部の大学で学生間の交流を促すため、入学した年に提供している本の通称が「Face book」であり、それが由来とされています。
2006年、一般に公開され、日本語版は2008年に公開されました。個人のアカウントだけでなく、企業やお店、慈善活動、芸能などのアカウントを作る事が出来るので、消費者に近い位置から広告が行えることもあり、数多くの企業が専用アカウントを開設しています。

Twitter
2006年にサービスをスタートさせました。「鳥がさえずる、つまらないことをぺちゃくちゃ喋る」という意味の英単語が由来。
他のSNSとは違い、日記ではなく140文字以内の短文を投稿するサービスです。どこにいても自分の状況を友人に知らせたり、友人の状況を把握出来るので、「日記」に比べるとよりリアルタイム性が高いのが特徴。日本では「呟き」とも言われており、日記よりも気軽に投稿できる事から人気に火がつきました。

Instagram
2010年に登場した、画像共有のアプリです。由来は「instant」(すぐに、その場で) と「telegram」(電報)からくる造語。
スマホで撮影した写真を手軽にお洒落に加工し、インターネット上で共有することが出来ます。画像を共有するだけでなくテキストを投稿したり、ハッシュタグ(検索用キーワード)をつける事も出来ます。ツイッターと少し似ていますが、画像共有に特化したSNSという違いがあります。スマホで手軽に写真が撮れるようになった事から生まれたサービスだと言えるでしょう。

その他、音楽専用、イラスト専用、レシピ専用など個人の趣味に合わせたSNSが次々と登場しています。