Column

最新ネーミング事情Vol.2 「ネーミングの語感」

一般的に良いネーミングの条件は「言いやすい」「覚えやすい」「わかりやすい」といったことがあげられますが、さらにその商品がどんな年代、性別に向けられているかによっても変わってきます。ターゲットが絞られていると、好まれるネーミングの傾向というものが見えてきます。

男性向けの商品には「ガ行」「ザ行」など強い印象を残す濁音が好まれる傾向にあり、オーディオブランドやタイヤなど男性ターゲット中心の商品は濁音から始まるネーミング、または濁音を含むネーミングが多く用いられています。

一方、化粧品やヘアケアなどの女性向け商品にはさ「サ行」、「ラ行」などの濁らないやさしい響きの音が多くみられます。近年は女性向け雑誌のネーミングにも、濁音が使われるケースも増えていますが、「サ行」や「ラ行」などは常に女性に好まれる音感として根強く残っています。

性別によって好まれる音感が違ってきますが、女性向け商品であっても濁音を取り入れることによって、強さやシャープ感などを表現することが可能です。性別・年代やブランドコンセプトなどを考慮した音感を使用することによって、より効果的にターゲットに商品をアピールしていくことができるのではないでしょうか。