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VOL.117 「スマート」なネーミング
■「スマート」がもつイメージ2000年代に入り、携帯電話の急速な成長により「携帯電話が一人一台」になりました。そして、さらに高機能の「スマートフォン」が登場し、今では「スマートフォンと携帯電話の2台持ち」をしている人も増 […] -
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VOL.116 商標も国際標準へ
NL98で新しい商標の導入の検討が始まった事をお伝えしましたが、今回新たな動きがありましたので、お知らせいたします。 ■導入される新しい商標特許庁は2013年の法改正をめどに商標法を抜本から改正する検討を始めました。その […] -
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VOL.115 「M」対「W」米中10年越しの商標の争い
下記のマークを見比べてみてください。左は中国厨房用品メーカーの「万代福(ワンダフル)」のマーク。右は知らない人がいない「マクドナルドの」マークです。※「McDonald’s」はマクドナルド社の登録商標です。 ■問題の経過 […] -
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VOL.114 ネーミングも「金」が大事?
最近、世界中で金の相場が高騰して話題になっています。特にお隣の中国では様々な金製品を買うことが一種のブームになっており、金製品を売ることが多い日本とは逆の現象が起きています。いつの時代も安定した価値をもつ「金」は、特に不 […] -
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VOL.113 各国で違う商標制度
■海外の商標制度企業のグローバル化やインターネットなどの普及などによって、海外との距離が近くなった現在、ネーミングは国内だけでなく海外まで見越したものが必要となっています。もちろん海外で使用するネーミングは、それを展開す […] -
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VOL.112 中国での「日本」ブランド
■「さぬき」のゆくえNL89にて台湾で「さぬき」が商標登録されていたケースを取り上げましたが、その続報です。 各新聞情報等によると、台湾の現地食品企業が「さぬき」「讃岐」などを商標登録しており、台湾に進出した日本の讃岐う […] -
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VOL.111 有名商標のフリーライドは危険です。
■問題化の流れカップうどん「どん兵衛」の製造元である日清食品が、外食チェーン「どん兵衛」(山口県萩市)を相手に、名称使用などの差し止めを求めて大阪地裁に提訴していました。日清のカップ麺は昭和51年に「どん兵衛」を販売開始 […] -
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VOL.110 ネーミング開発ではスラングにも要チェック
■アルファベット系ネーミングは特にスラングに注意全日本空輸などが設立したLCC(格安航空会社)のブランド名が「Peach」に決定され、同社名も 「ピーチ・アビエーション」に変更されました。社内から提案された200案以上の […] -
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Vol.109 ひこにゃん VS ひこねのよいにゃんこ
「ひこにゃん」は2007年に開かれた「彦根城築城400年祭」で公募され誕生した人気キャラクターです。彦根市(400年祭実行委員会)は原作者から著作権を買い取り商標登録しました(2008年)。登録された商標分類は、9.14 […] -
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Vol.108 ターゲットを明確にする呼び方
■ターゲットをカテゴライズ趣味や思考傾向をカテゴライズして特定の人たちを呼ぶ言葉をよく耳にします。歴史好きの女性を指す「歴女(れきじょ)※身飾品で登録有り」の流行で武将のルーツやお城を巡る女性専用ツアーなど、今までにない […] -
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Vol.107 四字熟語ネーミング
■漢字の魅力ネーミングを開発する際、日本語を使用したネーミングは聞きなじみのない他言語のネーミングに比べ意味想起がしやすく、中でも見慣れた漢字は一文字であっても“イメージが浮かびやすい”といったメリットを持っています。例 […] -
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Vol.106 商標の普通名称化
あらゆる商品の名前の中には“普通名称”のようにみえるけれど、実は特定の企業の登録商標である事も少なくありません。マジックテープ(クラレ)、ウォシュレット(TOTO)、宅急便(ヤマト運輸)などは、他社が使用する事ができない […] -
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Vol.105 中国市場の拡大と中文ネーミングの必要性
楽天は2010年6月に中国市場で百度(BAIDU)と提携し、合弁でインターネット上のショッピングモール事業を開始することを発表しました。またサービス名を「楽酷天」(lèkùtiān/読み:ラクーティエン)とすることを発表 […] -
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Vol.104 使わないとなくなる商標権
特許庁の統計データによると、現在日本では年間約12万件もの商標出願が行われています。 2009年に発表されたデータでは2008年に約10万件が商標登録されました。増え続ける商標の世界ですが、その登録商標の全てが商標として […] -
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Vol.103 「コーヒー豆名は商標」、エチオピア政府が勝訴
エチオピア産のコーヒー豆「シダモ」「イルガッチェフェ」は、商標か、産地名かであらそわれていた訴訟の判決が知財高裁であった。 ■経緯2006年 エチオピア政府が「シダモ」「イルガッチェフェ」の2件を日本国内で商標登録200 […] -
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Vol.102 「吉田松陰」などの商標取消へ
Vol.88にて「吉田松陰」などの商標取り消しを萩市が求めた事について取り上げましたが、今回はその続編です。 ■歴史上の人物の商標登録2008年2月、「吉田松陰」など、東京の会社が乳製品などで商標登録を行った事に対して、 […] -
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Vol.101 米アップルの「iPad」、富士通が米国で商標出願済み
米国アップル社が2010年1月27日発表した「iPad」(アイパッド/新型の携帯情報端末のネーミング)が、富士通の米国法人によって米国で商標出願されていることが分かりました。 米国の特許商標庁ホームページによると、富士通 […] -
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Vol.100 商売上欠かせない「商標登録の重要性」
■商標登録の意義2009年10月に大手居酒屋チェーンの運営会社モンテローザが「大阪市西成区の飲食店が自社の商標と酷似した看板を使用している」として商標法違反で告訴しました。モンテローザは居酒屋チェーン店「笑笑(わらわら) […] -
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Vol.99 世にあふれる3文字の略語
■語源がわからなくても毎日使ってる?略された3つの文字で表す言葉が増え続け、それらは商品名、サービス名、企業名など多岐にわたって存在します。NHK、JAL、JIS、USA、VIPなど「長い名前のものは通称として略称を使う […] -
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Vol.98 新しいタイプの商標について
NNRニューズレターのバックナンバーVOL.91において、音や匂いの商標について検討が始まったことをお知らせしましたが、新しい動きをレポートします。これらの新しいタイプの商標は、アメリカやヨーロッパではすでに導入されてい […]